- 動画分析
発表します。ビデオアナリティクスの新機能
世界中の大学では、キャンパス全体で講義を撮影することが、LMSと同様にユビキタスになってきています。企業では、従業員の入社式やトレーニング、コミュニケーションに動画が使われるようになってきています。その結果、これらの企業が「社内のYouTub」に保存するビデオの量は爆発的に増加しています。実際、Gartner社は、動画やその他の非構造化データの増加が、構造化データを5倍も上回っていると推定しています。
企業や教育機関におけるビデオコンテンツの増加に伴い、 ビデオアナリティクス の役割がさらに重要になっています。アナリティクスを通じて、コンテンツ制作者やシステム管理者は、従業員や学生の視聴行動、動画の人気度、視聴者のエンゲージメント、システムの状態などを把握することができます。
これを受けて、お客様からいただいた素晴らしいフィードバックをもとに、本日、新しいビデオ分析機能を発表することができました。
カスタム日付範囲
まず、すべての統計ページにカスタム日付範囲オプションを追加しました。これにより、例えば企業であれば四半期、大学であれば学期ごとのデータだけを集めたレポートを簡単に作成することができます。
カスタムの日付範囲でレポートを作成するには、目的の統計ページを開き、 カスタム範囲 オプションをクリックして、日付を指定し、 適用 をクリックするだけです。
エクスポート可能な集計レポート
カスタムの日付範囲に加えて、システム全体のデータセットへのアクセスが容易になり、ExcelやTableau、その他のサードパーティの分析ツールを使ってデータを切り刻むことができるようになりました。具体的には、CSVファイルとしてダウンロードできるシステム全体のレポートをスケジューリングするための新しいシステムを追加しました。これらのレポートは計算に時間がかかる場合がありますので、ジョブをスケジュールすると、バックグラウンドでレポートの処理が開始されます。そして、レポートの準備ができたら、CSVファイルへのリンクをメールでお知らせします。
新しい集計レポートを作成するには、 「Usage」 ページに移動し、 「Create new report」 をクリックします。
実行したいレポートの種類と、レポートの日付範囲を指定します。本日のリリースでは、以下の集計レポートタイプをサポートしています。
- フォルダの使用量を集計
- セッションの使用状況を集計する
- ユーザーの視聴状況を集計
- ユーザー作成の使用量を集計
- ユーザーの最終ログイン時刻
そして、 Create job ボタンをクリックするだけです。ジョブの処理がバックグラウンドで開始されますので、ダイアログを閉じて他の作業をすることができます。
ジョブが完了すると、CSV ファイルをダウンロードできるメールが送信されます。
この時点で、ファイルを分析ツールで開くことができます。以下は、Excelを使った例です。
そこから、データ分析、クランチ、チャート作成の限界は空になります。以下に、Excelで作成された簡単なグラフのセットを示します。
プログラムによるアクセス
当社の 動画プラットフォーム のすべての機能と同様に、新しい分析機能においても、オープンなAPIを通じた開発者のアクセスが最優先されました。具体的には、新しいレポートジョブシステムには、当社のREST APIを使用したプログラムサポートが含まれています。そのため、既存の分析ワークフローにビデオレポートを組み込もうとしている開発者の方は、簡単にレポートをスケジューリングしてダウンロードすることができます。
フィードバックをお寄せください。
私たちの新しいビデオ分析機能は、お客様からの直接のフィードバックに基づいています。いつものように、お客様の声を聞けば聞くほど、私たちはよりよい製品を作ることができます。ですから、ある機能が気に入っていて改善できると思われる方も、ある機能が気に入らなくて変更を希望される方も、ぜひご連絡ください。新しい分析機能の開発にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。